当社の仕事内容

審査業務

当社は、年に1回、決算書の提出を受け、建設会社の審査を行っています。
決算書の内容(定量分析)と決算書以外の内容(定性分析)を総合して、実施しています。建設業会計の知識だけでなく、経験も必要となりますが、日々のOJTや集合研修等でじっくり育成していきます。

使途監査業務

当社は、公共工事の前払金保証事業に関する法律に基づき、発注者から支出された前払金の当該工事への適正な使用を図るため前払金の使途に関して厳正な監査を行うことが義務付けられています。
使途監査の実施については、以下の方法により行っています。

  1. 関係書類による確認

    建設企業が前払金を使用する際には、事前に前払金使途明細書を当社に提出する必要があります。この前払金使途内訳明細書の提出を受ける際、当該工事に関する支出であることを証明する書類(請求書、注文書、注文請書、施工体系図、施工体系台帳などのいずれか)の写しの添付を受けています。

  2. 現場調査の実施

    必要に応じ、保証した建設企業の現場や事務所へ訪問します。建設会社の現場担当者から施工状況の報告を受け、前払金が当該工事に適正に使用されているかチェックしています。

  3. 金融機関へ訪問

    前払金は、当該工事以外に使用されることのないように、建設会社と取引のある金融機関の前払金専用口座に入金されます。

    前払金は公金であり、厳正に管理する必要があるため、前払金の取扱(前払金の入金及び払出等)は、当社と業務委託契約を締結した金融機関に限られます。

    この業務委託契約に従って、前払金が適正な手続きにより取り扱われているか、実際に金融機関を訪問して確認します。

前払金保証制度の推進業務

当社は、公共発注者や建設会社に対し、前払金保証について、普及促進活動を行っています。

公共発注者

工事契約を管轄する部署、工事代金の支出を管轄する部署等へ訪問します。前払金保証制度は、当該工事の適正かつ円滑な施工に役立てられています。このような前払金制度のメリットを説明することにより、制度の採用や適用範囲の拡大について働きかけを行っています。

建設会社

前払金保証制度を利用することにより、円滑に着工資金が調達できるため、下請企業や資材購入先に対し、速やかにかつ有利な条件で支払うことができます。

公共工事を受注したお客様に対し、前払金保証制度の利用を促すために、前払金のメリットを説明したり、申込に不慣れなお客様の方に、前払金保証制度の概要や趣旨の説明を行っています。

情報提供サービス

当社では建設会社の経営改善や生産性向上、情報化支援のための各種講習会の開催や経理、法律相談サ-ビスを行っています。また、建設業の環境変化をタイムリーにとらえるため、当社の保証実績を活用した統計情報、独自調査による建設会社の経営動向など各種情報資料を提供しています。多彩な内容、信頼性、速報性から発注者、建設業界をはじめとした各方面から好評を得ています。

講演会

  • 「経理講習会」
  • 「経営強化講習会」
  • 「IT化支援講習会」など

各種情報資料

ある若手総合職員
(支店勤務Sさん)の一日

支店勤務Sさん

支店勤務Sさん

8:40

出勤

パソコン起動。メール、社内通知をチェックし、一日のスケジュールを確認します。

日本経済新聞や地元一般紙、建設業界紙等に目を通します。建設業界の動向や入札落札情報等をチェックします。

出勤
8:55

朝礼

昨日の振り返りや各種伝達事項など、メモが欠かせません。

朝礼
9:00

業務開始

お客様からの前払金申込書類を確認します。書類の記載に誤りがないかチェックするだけでなく、所定の審査を行い、問題がなければ保証証書を発行します。迅速かつ正確な対応が必要です。
(入社2年目以降は、担当地区を任されます)

業務開始
10:00

お客さま(建設会社)が来店

「公共工事を初めて落札したので、前払金保証を利用したい」というお客さまが来店されました。
何も分からない初めてのお客さまへの説明こそ、分りやすい表現で丁寧に行います。当社は公共工事の前払金保証制度という金融サービスを提供する会社です。制度の趣旨を十分理解してもらうために、説明の労は惜しみません。

お客さまが無事工事を完成し、「しっかり説明してくれてありがとう。これからも前払金保証を利用するよ」と言われると、地区担当者として何とも嬉しい気持ちになります。

お客さま(建設会社)が来店
11:00

審査業務で先輩職員からアドバイス

建設会社の「審査」も当社業務の一つ。
まずは決算書から経営状況を把握します。
しかし、企業の真の姿は決算書の数字だけでははかれません。
決算書以外の要素である、代表者の経営能力・人柄、沿革、腕の良い技術者、施工実績など、多角的なアプローチにより、審査を行っていきます。

この日は、昨日決裁に廻した案件(審査)について、先輩職員からアドバイス。決算書の内容について、確認が必要な点があり、直接代表者にお尋ねすることとしました。

代表者へのヒアリングを行う際に気をつけることは、要点を簡潔にまとめて行うこと、そして何より普段から信頼関係を構築することが重要です。

審査業務で先輩職員からアドバイス
12:00

昼食

13時までの1時間はお昼休みです。しっかり休んで午後からのパワーを充填します。

お弁当を買って休憩室で食べるのもよし、近くのお店でランチを楽しむのもよし。少人数体制で、和気あいあいとした雰囲気も当社の魅力の一つ。

この日は若手職員同士でランチを楽しみました。先輩や後輩と雑談しながらの食事で、相互理解が深まっていきます。

昼食
13:00

午後の業務開始

13:30

お客さまからの電話

「このたび、県の大型工事を落札した。前払金保証制度を含めて、工事全体の資金繰りの相談したい」

公共工事の請負契約と建設業の資金繰りの両方を知る当社の腕の見せ所。工事の請負契約書をじっくり読み、工事代金の支払条件を確認します。

この発注者は請負契約書から、前払金保証制度(40%)に加え、中間前払金保証制度(20%)も利用できることが分かりました。
まず前払金40%請求したのち、工期と工事進捗の半分経過したら、追加で中間前払金20%を請求できる旨アドバイス。工事完成までの資金繰りが円滑に行きそうです。

この資金繰りをベースに、下請と資材企業を早めに確保できました。工期内に無事完成!

お客さまからの電話
15:00

社内打合せ

毎月公表している県内公共工事動向のコメント(案)について打合せします。

公共工事動向は、当社で保証した前払金保証実績値であり、県内公共工事の発注額が把握できます。他の統計より速報性が高く、公共工事のカバー率が高いことから、多くの報道機関や金融機関において、地域経済や景気動向を把握するツールとして活用していただいています。

当社には、様々な関係先から「県内の公共工事の状況について教えて欲しい(増えているのか?減っているのか?)」という問い合わせを受けます。担当者として、県内の公共工事の動向はしっかり把握しておく必要があります。

社内打合せ
16:00

出張準備

明日は担当地区への出張。
事前に訪問する先をリストアップしておきます。

まずA市。大型コンベンションセンター建築工事の入札公告時期と前払金の有無についてヒアリング。大型工事になれば、受注する建設会社の資金繰りが大変になるので、地元建設業界のためにも、前払金支出してもらいたい。工事契約担当の部署、財政担当の部署へ訪問。発注者、建設会社それぞれの前払金制度のメリットについても説明。

次に、最近、電話で前払金保証の質問があったB社。
担当者は社長の息子。公共工事の受注を強化するために、公共工事全般について詳しく知りたいとのことで、直接訪問のうえ、説明することとしました。

最後に、C社。
C社は老舗建設企業。代表者は地元の名士で、地域の情報に明るい方。定期的に訪問して建設業界だけでなく、県内の経済動向などについて、意見交換している先。最新の建設行政の動きや公共工事動向の数字なども頭に入れて、話す内容をイメージしておきます。

出張準備
17:00

業務終了

一日の仕事の振り返り。手持ちの仕事の状況と提出期限を上司先輩に報告。明日の出張に備え、後片付け。

業務終了
17:30

退社

9時~17時はしっかり仕事、17時以降はプライベートの時間が確保できる。「優れたワーク・ライフ・バランス」こそが当社で当たり前の仕事スタイルです。

退社